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ツバメのねぐら入り観察会

【天候】曇り

伝統の河北潟ツバメのねぐら入り観察会、担当者は下見を重ね今年の最適地は河口付近でなく手前の水門を上がった河北潟東部承水路の堤防土手の上に決定、4日前に有志で草刈りを行い観察ステージが完成。当日は台風の影響などで例年より少なめの参加者65名ですが用意したステージには丁度良い人数でした。現地は夕焼けもなく雲が多くて見にくい状況でしたが、時間になると最初偵察するかのように飛来するツバメ、そして少し間が空いた後に見上げると、何と大群が空一面に無数の黒点のように、こうなると壮大で迫力あるショーの始まりです。乱舞してるようで渦巻くようた場面も、やがて一斉にヨシ原に降りて行きます。圧巻はヨシ原を目指し土手上の我々をかすめるように横切って行くツバメ達、接触しない絶妙の距離感覚が不思議でなりません。これらは映像では撮れない現場に居合わせた人のみが味わえる感動と言えます。この石川の自然の中でツバメの魅力を最高に感じる貴重なイベントを大切に見守って行きたいと思います。

 

【観察できた鳥】

カルガモ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、

カワセミ 、ハヤブサ、ハシボソガラス、ツバメ、オオヨシキリ、

ムクドリ、スズメ

計12種

 

【参加人数】

65名