多くの鳥が繁殖期真っ盛りです。ノスリ
令和6年能登半島地震により舳倉島も深刻な被害を受けました。これまで、多くのバードウォッチャーや釣り人達を受け入れてくれた舳倉島の復興の手助けとなるよう、日本野鳥の会石川では、復興支援のための寄付金を募り、島民から要望のあった島内の草刈り等の環境整備などの支援を行うこととしました。皆さまの温かいご協力を心よりお願い申し上げます。
ブッポウソウ巣箱の繁殖失敗の報告とみなさまへのお願い
◎ 状況報告
今年、日本野鳥の会石川と有限会社北陸鳥類調査研究所が設置した巣箱で初めてブッポウソウが営巣し無事にヒナが誕生しました。しかし、残念なことに繁殖期が過ぎた10月7日に確認すると、巣箱内で巣立ちできなかったヒナが死亡していました。 巣箱設置活動を始めて今年で7年目。ブッポウソウの巣箱での営巣確認は北陸初であり待望の出来事でした。今回、巣立ちが叶わず大変残念でなりません。
繁殖失敗の原因は、「現地に集まったカメラマンを親鳥が警戒し、ヒナの子育てをあきらめた可能性が高い」と考えられます。 現地にはカメラマンが殺到し、中には巣箱のほぼ真下に連日のように張り付いていたカメラマンも複数人いたという目撃情報もあります。我々は、生きもの観察や撮影におけるマナーの周知やモラル醸成の必要性を深く痛感しました。
◎ 巣箱を観察・撮影するみなさまへお願い
1、観察や写真撮影は必ず巣箱から50m以上離れて下さい。
2、1の場合でも20分以上留まらないで下さい。
3、支障が出るような迷惑駐車はしないで下さい。
野鳥や生きものを観察・撮影される時には、マナーを守って下さい。 特に、繁殖中の親鳥は警戒心が強く、マナーを欠いた観察・撮影を行うと繁殖が失敗し、営巣地放棄にもつながります。繁殖中の巣には決して近づかないで下さい。野鳥たちの生活を脅かすことなく、敬意をもって観察・撮影を楽しみましょう。
※観察マナーについては、日本野鳥の会HP(下記リンク)をご確認ください。
来年こそは、ブッポウソウが安心して営巣しヒナが無事に巣立つことができるよう、
みなさまのご理解とご協力をお願いいたします。
2025年10月
日本野鳥の会石川・有限会社北陸鳥類調査研究所
石川野鳥年鑑について
日本野鳥の会石川が発行している石川県(舳倉島を含む)の野鳥年鑑です。
過去の年別の記録リスト、その年の石川県鳥類リスト、石川県初記録種の詳報、タカ渡り調査、カモ科鳥類生息調査結果、各種調査報告、探鳥会の記録などが記録されています。
ご入用な場合は、ホ−ビーズワールド様、六本脚様でご購入ください。
(石川野鳥年鑑2022が最新版です)